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2008/01/13

ジェシー・ジェームズの暗殺

暗殺される者と暗殺する者。その立場・対立の変化が絶妙。2時間40分という長丁場ながら、ぴんと張り詰めた緊張感がただよう映画だ。

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暗殺される者、ジェシー・ジェームズ演じるのはブラッド・ピット。もちろん格好の良いことは事実なのですが、本作ではそれ以上の迫力感がたまりません。

そして暗殺する者、ロバート・フォード演じるのはケイシー・アフレック。この俳優はあまり記憶にはないのですが、経歴を見ると何作から見ているはずなのですが。しかしながらこの映画でしっかりと脳裏に焼きつきました。

出だしは今まさに列車強盗を行うために、山篭りをしているブラッド・ピットたちを訪れるケイシー・アフレックの場面から始まる。野党という雰囲気の奴等の中に一人ぼぉとしている奴。それがロバート・フォード。伝説のアウトローであるジェシーに憧れている奴なのです。

このときのジェシー・ジェームズとロバート・フォードの表情をしっかりと記憶しておいてください。後半になるにつれてこの表情が変化していく様。それがこの映画の見所です。

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残念ながら、私はこの映画で描かれているジェシー・ジェームズなる人物の逸話はまったく知らなかったのですが、この映画化に描かれている人物像を見ているととても不思議な印象を受けます。決して回りに慕われるようなことはしていないにも関わらず、人を集める。その魅力が何なのか。気にかかって仕方がありませんでした。

そして生き伝説として語られているジェシー・ジェームズに憧れで仲間入りしたロバート・フォード。この人物の始まりから終わりまでの変化がまた凄い。第一印象はどにかくどこか夢見心地。目の焦点も合っていない。現実を見ていない様。

物語が進むにつれて、この二人のそれぞれの雰囲気。様子。関係。それらのものが序々に変化していく様が興味深い。

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ジェシー・ジェームズの暗殺 (集英社文庫 ハ 16-1) (集英社文庫 ハ 16-1)

著:ロン・ハンセン
ジャンル:Book 
参考価格:\950
価格  :\950
Point  :9pt

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