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2007/04/16

東京タワー

胸がツンときます。何か大きなことを語るわけではない。慎ましやかな日常に、大切なひと時を垣間見ます。

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リリー・フランキー原作の同名小説の映画化。テレビ版としてスペシャルにドラマ化と様々なメディアにて映像化されています。

映画版主演はオダギリジョー、樹木希林にその実娘である内田也哉子。オトン役に小林薫。今のボクの恋人役として松たか子。その他にも脇役に様々な役者の方が登場していますので、隅から隅までを堪能してみてください。

オダギリジョーが主演と聞いたとき、イメージと違うかなと不安に思ってしまいました。はじまってからもその不安があったのですが、序盤でその不安も払拭。ボクがオダギリジョーになりました。

オカン役に樹木希林と内田也哉子。このキャスティングがすごく決まってました。若き頃のオカンから中年頃までを内田也哉子が演じているのですが、時間の流れと共に樹木希林に近づいていく。今のオカンに近づいていく様がすごく見ていて驚きでした。

#まぁ親子ですから(^^;


物語は昔のボクと今のボク。そしてオカンとオトンが今も昔も登場してくる。物語の展開としては、東京生活を送る今のボクとオカンを中心に据えて、過去の物語が現在へと進んでいく。地方での生活基盤は炭鉱場。盛りの炭鉱場と廃坑になった炭鉱場がこの映画の中では描かれている。


原作では影の薄かったような印象のあるオトン。すごく適当で自由気ままな人間なのですが、いつもどこかにオトンがいる。そんな印象でした。

自由気ままなオトンと振りまわれながらも女で一つで育てるオカン。生活に苦労をしているのでしょうが、決して暗いところはない。友人たちとの花札に興じる姿や、恋人との逢瀬など一人の女性としての姿が描かれている。


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東京でのボクの生活は堕落しきっていて、オカンに頼りきっているしょうもないボクがいる。オカンの仕送りを無目的に消費しし続ける日々。鬱そうとした生活に陥るかと思いきや、だんだんと上向いてくる。それもこれもオカンの影響なのかなと勝手に思ったりもします。


生活も安定してオカンを東京へ呼び寄せる。その東京生活。オカンの最後の地となる東京。東京生活の中でもオカンの存在の大きさが印象的。普通に生活をしていく。その生活の中に楽しみを見つける。そんなことがきっと幸せに感じられるのでしょうか。いい空気です。

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東京タワーの袂の病室でオカンの生活はどうしようもなく悲しかった。病気との闘いの辛さよりも、オカンのその今までの人生が全て終わるような、なんともいえない辛さでした。

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オカンの作る食事がいつみてもおいしそうでした。

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