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2006/11/19

SAW3

圧迫感が凄い。息を抜いたら、負ける。そんな気迫をもって、望んだ1時間40分。


2004年から始まったこのSAWシリーズ。その衝撃度は衰えることなく、このSAW3でも健在。

冒頭から有無を言わさず、SAWへの世界へと引きずり込むシーンの連続です。

真っ暗闇に一筋のライト。そして足かせを嵌められた男性。何がどうなっているのか、全く説明はないまま始まる。そして、映し出される、死体と切断された足。男性は悟ってしまう。観客も悟ってしまう。

次に展開されるのは体に取り巻く凶器を嵌められた女性。ビデオから映し出される「ソウ」の姿。有無を言わさずゲームは開始される。

本編ともう言うべきストーリーがこのあとに展開されているのですが、多少ペースはダウン。このままのペースで残りの時間が果たして我慢できるかとても不安だったのですが、どうにか乗り切って今このレビューを書いているところです(笑)。

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ジグソウに加えてアマンダの再登場。そしてゲームは開始される。

一つは子供を交通事故で亡くした男性が進めるストーリー。その男性と交通事故に関係する3人の人物が今回の対象となる。ひとりは事故を目撃しながら何もしなかった女性。事故を起こした罪人に軽い刑しか与えなかった判事。そして事故を起こした張本人である男性。

主人公の男性がそれぞれの対象に罰を与えるか。それとも赦すかを迫りながら物語は展開されていく。

このあたりにこのゲームの面白さというか魅力がある。殺人は決して望んでいないジグソウ。結果としてはかなりの罰を与えているのですが、そのポリシーは歪みながらも訴えたいことはよくわかる。

そしてもう一つのゲームがジグソウ自身に課したゲーム。

前作までと違う趣向だなぁとおもっていたのですが、全く持って自分の愚かさを最後に身をもって知ることになりました。この映画作品の魅力は衝撃のラストです。

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途中に挟み込まれるSAW1とSAW2の裏シーンとも言うべき暴露シーンがあります。絶対に1と2を見てから見なければいけません。3が楽しめない上に、あとから1と2をみても面白くはありませんから(^^;。

またラストには少女のエピソードが挟み込まれているのも見逃せません。4に繋がる展開としての付箋と見るべきなのでしょうね。ジグソウの巧妙なゲームがまだまだ続くのかと思うと期待せずにはいられない。。

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ソウ3―SAW3
ソウ3―SAW3
行川 渉 James Wan Leigh Whannell

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 アメリカでは「ソウ3」が公開された。  内容については、書いて欲しくない人が大半だろうから、内容に関わらないように書いていこう。  どうしても、シリーズ作品というのは、回を追うごとにパワーダウンしていくというのはしかたがない。 今アメリ...... [続きを読む]

受信: 2006/11/21 14:55

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