ただ、君を愛してる
何も知らないまま、ただ素直に見てもらいたい。そして味わってほしい。
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主演は玉木宏と宮崎あおい。二人は大学生。二人の学部は違う。出会いは横断歩道。交通量が多いのにもかかわらず、信号のない横断歩道を無心に手を上げて渡ろうとしている宮崎あおい。そこで玉木宏が声をかけたのがきっかけ。ここはわたるのは無理だからこの先の横断歩道を薦める玉木。それでもわたろうとする宮崎。宮崎曰く、「止まってくれる親切な人がどれくらいいるか知りたいから--」。
どことなく人と違うというかのほほんとしているのか、自分は薬臭いのではないかというコンプレックスを抱いている玉木。周りの空気に溶け込むのにも時間がかかったり、人との行動にちょっとずれを感じる時もある。それもまぁご愛嬌というところだろうか。
一方の宮崎あおい演じる静流(しずる)はちょっと変わっている。慢性鼻炎で鼻をいつもずるっとしている。髪もぼっさぼさ。主食はドーナッツクッキー。どことなく全部がヘン。自分は成長ホルモンが足りないといっている不思議なところもある。
写真を撮る場所として森が選ばれていますが、あんな開けた森があったらすごくいいですよね。すごく癒されそうです。
大学生活では同じ学部たちの友達として5人ほど登場しますが、意外と個人のエピソードっぽいのがあまりなかったのがちょっと残念かな。黒木メイサはかなり目立っているし、微妙な三角関係を描いていたので個人的なエピソードがもう少し匂わせても楽しみが増えたかも。
中心はやはり宮崎あおいでしょう。不思議少女とも違う、愛くるしい仕草に、不思議な言動。前述の「私には成長ホルモンがちょっとたりない」なども奇妙といえば奇妙。他にも違和感の伴う、言動があったりしてやっぱりただの不思議少女なのかと思っていました。
写真展に応募することになり、テーマを「キスする恋人」とする宮崎あおい。二人は森の中で始めてのキスを交わす。このシーン、いいっすねぇ~。二人ともあまり緊張感がない。かといって擦り切れているわけでもない。本当に自然な感じでキスをしている。森の中ですっと馴染んでいました。遠景の森を映した映像がえらく美しかった。
--そして、そのまま宮崎あおいは消えてしまう。本当になぜだか分からないまま、突然に。
取り残された玉木は同じ場所で待つことにする。ただ待つことにする。
そして届いた手紙の住所はニューヨーク。そして知る、真実。
涙が止まりません。
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今年宮崎あおい主演映画として「好きだ、」「初恋」と、この「ただ、君を愛している」を観ましたが、どれもこれも素晴らしくぐっとくる映画ばかりだったのが印象的です。ちょっと早いですがこの3本は2006年ベスト5に挙げたい。
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エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2006/10/18)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2006/10/25)
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