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2006/10/11

奇跡の朝

死者がある日戻ってきたら。社会的な問題と個人的な問題がごっちゃになって、いまひとつ何が言いたいのかわからないところが残念だった。

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冒頭はふらふらと歩いている群集から始まる。人がたくさんいるのに活力が感じられない。みな何か不思議そうな、懐かしみを覚えるような顔つきであたりを見回りながら類手いる。

死者が突如として戻ってきたら。物語的には感動作を期待したいのですが、映画的には受け入れる社会問題を議論しているシーンと、戻ってきた故人を受け入れる家族の問題が展開されています。

よみがえった人間が以前とは違う状態にあるということもあるのですが、印象的なのは喜んでいる人間が少なかったこと。戸惑いも在るのでしょうが、全体的に違和感を覚えているという印象を受け続けました。

真夜中でもあまり眠らない。徘徊する様子が見て取れるなど、ミステリー風ではあるのですが、その謎が最後まで謎めいていた所などちょっと楽しみきれないところが見受けられたのが残念。

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今秋公開予定の映画「奇跡の朝」の試写。第61回ヴェネチア国際映画祭を皮切りに、27もの映画祭を席巻したというロバン・カンピヨ初監督作品。出演はジェラルディン・ペラス、ジョナサン・ザッカイほか。「不思議」と「不気味」の中間に浮いているような作品である。つかみどころが... [続きを読む]

受信: 2006/10/14 07:51

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