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2006/05/28

映画>デイジー

御伽噺のような、神話のような、夢物語。あったらいいなっていう物語。

舞台はオランダ。画家の卵役としてチョン・ジヒョン。広場で絵描きの仕事をしていた時に豹っ子理と現れる男性がイ・ソンジェ。実はインターポールの刑事。そしてその近くで女性をひっそりと見守るのが、チョン・ウソン。実は殺し屋。

一人の女性と二人の男性の恋物語だといえばそれまでなのですが、この話はそんな話じゃありません。もっともっと綺麗なんです。純粋なんです。

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とある日に風景をスケッチしているチョン・ジヒョン。オランダの風景といっても正直あまりイメージがなかったのですが、見晴らしの良い気持ちの良い野原の風景が印象的。

そんなある日川に架かる貧弱な橋(ここまで貧弱な橋ってないゾ(^^;)を渡っている時に誤って転落してしまうハプニングが発生。幸いにも道具類が流されるだけで住んだだけなのですが、この橋に次の日に異変が!

橋がパワーアップしているんです。無骨な雰囲気ながら力強い橋。そして先日流された道具類も戻ってきているではありませんか。もうこの時点でありえないくらいの展開なのですが、そんなことはお構いなし。見知らぬ助け人ににこの女性は恋に落ちるのです。

#無茶な・・・という言葉はこの映画を見たら出てきません!

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実は助け人というのは殺し屋。自分の命を守るためにも情報は隠すのが宿命。またなぜだかとてもシャイなのか純粋なのか。少し幼ささえ感じるその行動がまた魅力。顔は見せないけれど、デイジーの花を届ける姿は一歩間違えばキザ。でも遠くから見ているその顔は素敵な笑顔。

本当は何の関係ないのに、なぜかうまい具合にデイジーの花を持って突如会われる刑事。このまま美味しいところもっていってしまいそうになりつつも、そんなに物語りはうまくは進みません。ふふふ。

コトは刑事と殺し屋。そして画家の女性を挟んだ三角関係という、もっと激しいものになりそうなところ。この映画ではアクションこそありますが、もっと何か純朴なものを感じます。

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全篇を通してシーンの切り替わりがフェードアウトしているのですが、この辺の編集効果がとてもきいていて、個人的にはばっちり。現実的ではない物語だとばっさり切り捨てられてしまえばそれまでのこの映画。どことなく御伽噺のような、浮世離れ(いい言葉浮かばず)の物語として昇華させてます。だから受け入れられる。

そして物語のクライマックスに展開された「あの瞬間」。ちょっと感動してしまいました。出会いって知らないところで始まっているのかもしれませんね。

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