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2005/12/24

映画>アメノナカノ青空

素朴で純朴で必死で一生懸命なそのとっても大切な時間をすっぽりと切り取って一つの映画にした。とても愛しい映画だとおもうのです。

導入は横断歩道で立ち往生する主人公ミナを誘導する旗手のエピソード。学生の噂ではその旗手は昔恋人をそこの横断歩道でなくして、それ以来その横断歩道で学生たちを誘導している。

いきなりこういう話を持ってくるところで、ちょっと引き気味になったのですがその後の主人公ミナの物語への誘導としては最高のものだと今は思えるのです。韓国映画を見て毎回思うのはこういうくさいと切り取ってしまえばそれまでの物語をしっかりと使ってくるのが、逆に心地よい。やっぱりいいものはいいのです。

映画中では現状のストーリーに終始していて、過去に何があったのかはあまり語られない。むしろ過去にこだわるのではなく今を大切に未来を見据えているように思える。

映画中にすっと出てくる写真の数々に思わず見とれる。妙にストーリーとして語るよりもずっと物語を感じる。自分の中で様々な想像がわきおこる。その写真の中のミナをみて、今のミナがあるのだと納得する。それがとても嬉しかった。

主人公のミナを演じるイム・スジョンは不思議な雰囲気を出している人ですね。幼いというよりもピュアな雰囲気をもっている。演じているのが自然体という感じが見ていてなんか安心させられましたよ。もっといろいろな姿を是非見てみたい人です。

映画全体から流れる「精一杯幸せを求める姿」がとても心地よかった。がむしゃらに奪うのではなく与えて与えられる。そんな関係が築けている。母と娘。娘と恋人。大切な関係を大切な時間がこの映画の素晴らしいところ。2時間が心地よかった。

2005年マイベストテンに入れたい映画なのです。

§

アメノナカノ青空
アメノナカノ青空
イ・オニ 竹内 さなみ

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コメント

広いストーリーなど引き気味になったのですが
自然体と幼いジョンなど持ってくるところで
ニャンゴロは、韓国でいろいろとかを安心しなかったよ。


投稿: BlogPetのニャンゴロ | 2005/12/25 09:54

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