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2005/10/04

映画「メトロで恋して」

二人の距離感。空気。それがとてもよかった。

フランス映画でタイトルが「メトロで恋して」だなんてもうバリバリあまい恋物語を想像してしまうのは私だけでしょうか(ぽっ)。

本作の冒頭は主役のアントワーヌ(ジュリアン・ボワスリエ)が精神科医の元で自己分析を行っているシーンからはじまる。

曰く「結婚することに決めた。でもまだ相手はいない」

なんともいえぬ、"あめぇ人生観を持っているじゃねーか"と思った矢先に出会いは訪れる。

#う~ん、人生ってこんなもんなんでしょうか(^^;。

地下鉄の4人がけのいすに筋向いに腰をかける。この時の二人にふっと訪れる予感、空気みたいなものがなんか良かった。見知らぬものどうしながらお互いが気にかかる。何かか始まる予感がむずむずと。

もちろん二人は急転直下。恋に落ちていくのですが、いやこの辺はもうお楽しみいっぱい。おしゃれな恋ってカッコいいなっていう気分でおなかいっぱい。大いに楽しむ。

そして二人は結婚の決心も固めつつある矢先にクララの病気が判明。ここから物語のトーンはいっぺん。それまで培ってきた二人の空気がよかっただけに、やはりここからのシーンは胸に詰まるものがある。

現実問題として直面した場合。。。やっぱり受け入れるって言うのは簡単なことではないと思う。

映画中では細かい問題はさておき二人の関係に焦点が当たっていくが、これもまた納得のいく空気を作り上げていく。いくら奇麗事を言ってもやっぱりギクシャクするだろうし、純愛に憧れているのならまだしも現実問題そんな奇麗事じゃすまないだろし。

そしてラスト。二人の言い合いの末に(もぐもぐ)。

なんでだよという気持ちとでも心のどこかでやっぱりそうだよねという気持ちがある。納得行かないという向きもあるかもしれないが、この映画ではこれが正しいラストなのだと思う。

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