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2005/09/27

映画「ふたりの5つの分かれ路」

結末は別れ。それが分かっているからこの映画の魅力がある。

主演はヴァレリア・ブルーニ・テデスキとステファン・フレイス。二人とも始めてみる人だったのですが、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキはすっかりとファンになってしまいました。なんともいえないあの笑顔とあの目にやられてしまいました。深みのある女性というのはなぜか魅力的で興味が惹かれますね。


映画は破局を迎えるシーンから始まり、時間を出会いの時までさかのぼりながら進んでいく。その中で感じるのはどこまでも悲しい物語だということ。夫婦の時、出産の時、結婚の時、そして出会いの時。

それぞれのシーンでひとときのシーンを描いているが、全ては結末に向かって流れているのだから、見るものの目には全てが悲しく映ってしまう。

しかしそれがとても綺麗だし、その"時"の愛おしさがまたわいてくるから不思議だ。

この映画を出会いから描き別れまでを順番に並べたら、これ以上ないくらい退屈な映画だったとおもう。それくらい一つ一つのシーンはありふれた何気ない。言葉を悪く言えば退屈なシーンもある。

そのありふれた日常に中に実は本当に大切にするべき事や時間があったのだと思うと、なにか観ているものとしては何か手を出したいのに出せない。そのむずがゆさを感じずにはいられない。

幸せなのに悲しい。不思議な映画だ。

§

B0009V1ETG
『ふたりの5つの分かれ路』(原題:「5×2」)オリジナルサウンドトラック
フィリップ・ロンビ サントラ

by G-Tools

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