« 映画「ファンタスティック4」 | トップページ | 映画「青空のゆくえ」 »

2005/09/22

映画「シンデレラマン」

勇気づけられる。希望という言葉が決してうそぶれたものではなく、必要なものなのだと気づかせてくれた。

見方を変えればアメリカンドリーム的な映画なのかもしれない。しかしそんな安っぽい(失礼)物語では納まらない本当の夢にあふれた物語にえらく感動してしまいました。

主人公のボクサーを演じるのはラッセル・クロウ。グラデェ・エーターでみせた戦う男の生き様は本作でも健在。決してスマートではないながらも力強さがある。そしてそれはひいては男らしさということにもつながる。

妻を演じるのはレネー・ゼルウィガー。ブリジッド・ジョーンズの日記のような乙女のような女性ではなく、本作では家族をしっかりと支える女性役を演じる。女性らしさというか、妻らしさというか。いい意味で華を添えるだけではなく、映画を盛りたてている。ものすごい存在感のある女優だと感じる。


家族を養うのは男のプライド。家族を支えるのは女のプライド。

男は稼ぎがないために、物乞いもする。女は自分の力が足りなければ子供を手放す勇気も必要。それぞれが家族を支えるために自分のできることを一生懸命に考え行動する。聖人君子ではないし、決してベストではない選択もとらざるを得ない。その苦境に胸が締め付けられた。


ボクシングのシーンはその迫力に思わずのけぞってしまった。実際のボクシングよりも痛そうというか"戦い"というものを感じた。今のボクシングはスポーツに近いものを感じるが、当時はより戦いに近いところにあったのかもしれない。


私は人間どん底に落ちてもなんとかやっていけると思っている人間なんですが、それはやっぱり将来のことに希望を持っているからかもしれない。希望の大切さを改めて実感。

§

4812423104シンデレラマン
マーク・セラシーニ
竹書房 2005-08

by G-Tools
B0009V1F8Qシンデレラマン オリジナル・サウンドトラック
サントラ ミフ・モール・アンド・ヒズ・モーラーズ
ユニバーサルクラシック 2005-08-24

by G-Tools

|

« 映画「ファンタスティック4」 | トップページ | 映画「青空のゆくえ」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。TBさせていただきました。

>家族を養うのは男のプライド。家族を支えるのは女のプライド。

ほんと、そうですよね。それを語ってましたよね。そこを受けて、わが夫婦もいろいろ考えなきゃって思っております。

投稿: foo | 2005/09/22 19:28

>fooさん
単なるヒューマンストーリーやサクセスストーリーでは終わらないテーマがありますね。

考えさせられる映画。いい映画なんでしょうね(^^)。

投稿: ニャンゴロ | 2005/09/23 23:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11101/6028017

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「シンデレラマン」:

» シンデレラマン  [毎週水曜日にMOVIE!]
・・「皇帝ペンギン」を見た後、お父さんたちは見るべきじゃないかと思った。 黙って子供を守り、妻を待つ父親の姿にとても学ぶものがあるのじゃないかと思ったからである。 でも、この「シンデレラマン」。もっと、お父さんたちが観たらいいのかなと思った。 (もちろんその妻もね) ファイティングシーンのリアルさがよく取り上げられているが、もちろんラッセル・クロウはすばらしい演技をしていると思う。シャロン・ストーンの西部劇(題も忘れちゃったよ)でのラッセルは考えられない。売れてステップアップして力を... [続きを読む]

受信: 2005/09/22 19:27

» 「シンデレラマン」 知的なロッキー [一本の映画、一行で語る]
☆☆☆☆ ボクシング映画といえば今年は「ミリオンダラーベイビー」。 でもあれはち [続きを読む]

受信: 2005/09/24 16:58

» 【映画】 シンデレラマン ★★★☆ [徒然なるままに・・・]
ストーリー: 家族と幸せに暮らすジミーは、前途有望な若手ボクサー。 右ストレートを武器に、次期チャンピオンになれると目されていた。 だが、右手を故障。勝利に見放された彼は、ライセンスを剥奪されてしまう。 失業者のひとりとなり、日雇いの肉体労働に就けることすら難しい日々。 困窮の中、彼が守りたかったのは愛する家族だけだった。 そんなとき、かつてのマネージャーから一夜限りの試合復帰を持ちかけ�... [続きを読む]

受信: 2005/09/26 22:34

» ラッセル・クロウ Russell Crowe 俳優特選 [mayapapaのMAYA_tomato]
Date of birth (location),7 April 1964,Wellington, North Island, New ZealandEucalyptus (2006) シンデレラマン The Cinderella Man(2005) マスター・アンド・コマンダー Master and Commander: The Far Side of the World (2003) ビューティフル・マインド A Beauti...... [続きを読む]

受信: 2005/09/30 05:52

» レニー・ゼルウィガー Renee Zellweger 女優特選 [mayapapaのMAYA_tomato]
Date of birth (location),25 April 1969,Katy, Texas, USAPiece of My Heart(2005) シンデレラマン The Cinderella Man(2005) シャーク・テイル Shark Tale(2004) (voice) ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 Bridget Jones: The Edge of Reason(...... [続きを読む]

受信: 2005/09/30 05:53

» ポール・ジアマッティ Paul Giamatti 俳優特選 [mayapapaのMAYA_tomato]
Date of birth (location),6 June 1967,New York, USA 本名 Paul Edward Valentine GiamattiLady in the Water (2006) Paper Man (2006) Ant Bully (2006) (voice) The Illusionist (2006) The Hawk Is Dying (2005) シンデレラマン Cinderella Man (2005) ロ....... [続きを読む]

受信: 2005/09/30 05:54

» 映画「シンデレラマン」 [渋谷でママ気mama徒然日記]
先週観て来てからもう1週間以上経ってしまいました。「鉄は熱いうちに打て!」感動も冷めないうちに伝えたい!って思っていたからすぐにレビュー書きたかったのだけど、順番に書いてるとどうしてもまず「SHINOBI」からだし〜、、、、、、、「SHINOBI」ちゃんもね、悪くは無い...... [続きを読む]

受信: 2005/10/10 17:38

» 「シンデレラマン」彼は元巨人の槇原さんですか?いえ、彼はラッセル・クロウです。 [煮晩閃字]
久々に映画館での鑑賞です、ずっと観たかった「シンデレラマン」を布施ラインシネマで観ました。客が7、8人くらいしかいなくてほとんど貸切り状態で観やすかったです。指定席なんだけど僕はホンマにど真ん中の席で座った前には学生が3人いただけやったんでホンマ気分良かった...... [続きを読む]

受信: 2005/10/19 19:15

« 映画「ファンタスティック4」 | トップページ | 映画「青空のゆくえ」 »