映画「サマータイムマシンブルース」
夏の終わりに夏の映画をプレイバック。ありがちだけれどそんなイメージがぴったりの映画。
もっと安っぽい映画を想像していたのですが、意外なほどしっかりとしたつくりにとてもいい感じの映像にいい感じの小道具。そして役者の名演技(そして個性あふれまくり!)に2時間夢中になってしまいました。
出だしのオープニングタイトルまで20分近く合ったのではないでしょうか。これが基点となり物語が進行していくのですが、これでもかというくらい詰め込まれた物語に最後まで楽しませていただきました。
正直その最初の20分はいったいどんな映画になるのかと全くもってわかりづらい映画でした。あつそーな雰囲気の中でだらだらと野球をやっている青年たちを写すカメラマン。野球はへたくそだし、暑そうだし、しかも野球は5人しか居ないじゃん(実は犬も居たみたいですが(^^;)。
タイムトラベルにありがちなアナザーストーリー的なものは一切なく、物語は一直線に展開をしていき、適所にタイムトラベルの時間軸の説明があったので物語についてとても理解しやすかったです。個人的には下手の辻褄あわせよりもスッキリと物語を楽しめたので、好印象。
また随所に盛り込まれているネタも面白い。ユーモアにあふれ、どこまでも面白く素直に笑いがこぼれ出てしまう。シュールな笑いだと正直載れないと辛いところですが、テンポのよい会話に含まれるボケに思わずのせられてしまう。でもね、素直に楽しいんですよ。笑うってやっぱりいいですよね。
場所も時代もどこにでもありそうなんだけれど、どこでもないっていう雰囲気がなんか好きです。新しい感覚で古いものを演出するとこういう映画ができるのかなってちょっと思ったりもしました。
夏も終わり、所々で秋を感じつつある今日この頃。名残惜しむようにこの映画を見ておくのも決して悪くはありません。
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| サマータイムマシン・ブルース | |
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