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2005/09/24

映画「メゾン・ド・ヒミコ」

複雑だ。けれど面白い。

ゲイである父親に娘。これだけでも一波乱ありそうな予感バリバリなのに加えて、父親の恋人(もちろんゲイ)が加わればこりゃもう波乱バリバリですわ。

ゲイのための老人ホームに集うのはもちろんゲイの人々。それぞれが非常に濃いというかあくが強いというか。正直怖いもの見たさという感じがしないでもない。映画中でも中学生たちがホームにいたずらをしているが、その気持ちも分からないでもない。

そんなゲイだらけの世界に単身一人乗り込む吉田沙織(柴咲コウ)は正直どんな気持ちだったのでしょうか。自分と母親を捨てた父親を憎んでいたのに、なぜホームの手伝いをするのか。そしてそこで見つける母親の写真。捨てられた後にも父親と会っていた!?

人の気持ちは複雑だし表面には出てこない部分がほとんど。でも互いに理解するには自分を出していく必要がある。だからぶつかっていくのかな。

その親子関係にさらに携わるのは岸本春彦(オダギリジョー)。正直うまいへたとか関係なく、ゲイが似合っていたと思ったのは私だけでしょうか。悪い意味じゃないですよ。イメージ的にヒーローとかよりもナルシストというか内面に向かって問いかける役柄とかすごくあっているように思っていたので。

その岸本と吉田のラブシーン。吉田の一言は正直ズキンときましたね。
曰く、「触りたいとこ、ないんでしょ」
もう彼の一生ゲイで決定しちゃいますよ。


正直新しい世界というか、独特の世界というか不思議な映画を見たなという気持ちでいっぱいです。

§

487376260X『メゾン・ド・ヒミコ』オフィシャル・ブック
キネマ旬報社 2005-08

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4048539027オダギリ ジョー 柴咲コウ 田中泯「メゾン・ド・ヒミコ」Official Photo Book
平間 至
角川書店 2005-08-09

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B0009WQH6Aメゾン・ド・ヒミコ
サントラ 細野晴臣
ワーナーミュージック・ジャパン 2005-08-24

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コメント

ニャンゴロたちが、父親や、老人ホームとかをナルシストしなかった?


投稿: BlogPetのニャンゴロ | 2005/09/25 09:31

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ストーリー: わけあって借金を抱えてしまい、 昼はしがない会社の事務員、 夜はコンビニのバイトをして働く24歳の沙織は、 いっそ風俗ででも働こうかと思い悩んでいる。 身近に気になる男性もいるが、ままならず。 そんなある雨の日、彼女のもとに若くて美しい男が訪ねてくる。 青年の名はは岸本春彦。 春彦は、沙織の父が癌で余命幾ばくもないと言い、 父の経営する老人ホームを手伝わないかと誘う。 沙織の父・照雄は幼い沙織と母親�... [続きを読む]

受信: 2005/10/18 22:07

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