« 美しい恋の物語 | トップページ | 今日の新刊No.117 »

2004/08/23

江戸川乱歩展、幻影城に魅せられる

東京は池袋で開催されている江戸川乱歩と大衆の20世紀展にいってくる。

週末は混んでいるだろうとさけて平日の月曜日を選択したのですが、それでも結構な人出でした。土日にいったらなんなだったのでしょう。意外と若い人が多いのに、ちょっと驚き。子供連れとかも結構いたのですが、やはり少年物など読んでいるのでしょうか。

またご年配の型が昔のおもちゃなどの前に結構長い時間たたずんでいた気がします。

東武で開かれている江戸川乱歩の出典物は入り口付近に乱歩ゆかりの品々を魅せておいて、引き続き乱歩の作品紹介や直筆原稿などの展示と続いていきました。紹介も大方は一般的な物ばかりだったのが少々残念。順路などもないため、好きな順に観ることができたのですがこれが混雑したらうまく見て回れずに時間がかかってしまう気もしましたが。

そして、引き続き修復作業が行われた『幻影城』へと歩を進める。

とことこあるくこと5分くらい。池袋駅とこんなに近い所にあるとは全然知りませんでした(^^;

私が行ったときには入場するのに15分ほど待たされての入場となりました。庭石を歩きながら、乱歩もこの景色を見ながらこの場所を歩いたのかと思うとしょっとこみ上げてくるある熱いものが。

最初は書斎を観覧できるコーナー。ちょっと狭苦しく感じたのは昔の建物だからでしょうか。やっぱり机とかが気になるところなのですが、きれいにかたされてしまっていて、少々つまらなくもありました。

そしてそして、最後に幻影城に向かいながら緊張は最高点に。やはり、あこがれというか神聖な場所とという気持ちがあり、久しぶりに緊張。

人だかりの隙間から見える蔵書の数々。壁一面を埋め尽くす書棚。天井まで続いているがわかるが、光源の少なさからその書物の一冊一冊を読みとるのはかなわない。しかし、その雰囲気というのはやはりものすごく独特な空気というか世界を感じました。

土蔵に入ったのは初めての体験だったのですが、やはり幻影城という場所のせいなのでしょうか。一歩脚を踏み込んだだけで、外界からの音や光が変わるのはもとより、空気までもが違うように感じられました。

もっとじっくりとそこに佇み、その雰囲気を味わいたい。去りながらそんな思いがよぎる場所でした。

明日まで開催です

|

« 美しい恋の物語 | トップページ | 今日の新刊No.117 »

雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11101/1257424

この記事へのトラックバック一覧です: 江戸川乱歩展、幻影城に魅せられる:

« 美しい恋の物語 | トップページ | 今日の新刊No.117 »